日本感性工学会会員3~4名程度(代表者1名を含む)からなる研究グループで構成され、研究の成果を、学会誌や大会企画セッションを通じてご発表いただくとともに、必要に応じてその他の会務の振興に寄与させていただきます。期間は発足の日から起算し、1年ごとの更新、最長3年といたます。募集分野は既存の部会との重複に係わることなく、感性工学に関係のある時流に応じたテーマとします。
※現在は募集しておりません。募集の際は会員にメールでご連絡します。
- 感性ファッション工学研究会
- 代表:金 炅屋(信州大学)
研究会の目的:ファッションは身体表現・保護に有用な手段であり、人の感性を満たすために欠かせないものである。SDGsやDX化が進む中、ファッション製品の設計・生産・販売・消費において、人々の多様な感性を理解し、活用する必要性がますます増えている。本研究会では、ファッション工学と感性に関して、広い分野から研究者の交流を活発にし、感性ファッション工学に関する研究を進展させることを目的とする。
- 道路快適性研究会
- 代表:保田敬一(国際建設技術協会)
研究会の目的:道路は人々が生活する上で必要かつ不可欠なものであるが,近年のニーズの変化・多様化をうけた市民の様々な要望への対応や生活の質の向上への要望をうけて,よりよい道路空間の再構築や空間創造が求められるようになってきている。「快適な道路」はそれ自体で道路利用の需要を増加させる効果がある。そのためのキーワードの一つとなるのが「快適性」という感性であり,快適な道路空間を創造・提供することで利用者の満足度向上に資することが可能となる。道路の快適性を議論する際には,使用する自動車の性能はもちろんであるが,走行時に視界に入る道路景観や,走行する路面の状態,季節,自然災害,天候,渋滞,交通規制,事故,道路交通情報,休憩施設の有無なども関係する。本研究では,道路走行時の快適性向上を目指し,様々な視点から快適性向上策を提案することを目的とする。
- ウェルビーイングと感性研究会
- 宝珍 輝尚(京都工芸繊維大学)
研究会の目的:本研究会は,人間をポジティブ感情にするポジティブ・コンピューティングに関する研究を行う時限付き研究会ポジティブ・コンピューティング研究会を発展させ,近年様々なところで必要性が指摘されているウェルビーイングに関する研究を行う.具体的には,感性工学によるウェルビーイングの原理の解明,ウェルビーイングの実現,ウェルビーイングの活用と効用等,感性とウェルビーイングに関する広い分野において,研究者の交流を活発にし,これにより,感性工学におけるウェルビーイング研究を進展させることを目的とする.