第9回日本感性工学会春季大会
開催期間
2014年3月22日(土) ~ 2014年3月23日(日)
会場
北海道大学 工学部
(〒060-8628 札幌市北区北13条西8丁目)
http://www.eng.hokudai.ac.jp/
大会テーマ
「創発デザインとあずましい感性」
大会概要
感性工学には、創発に関わる2つの側面が見出せます。
ひとつは、対象とする感性そのものが創発的現象であることです。予想できない創発的現象をさまざまな視点から明らかにし、捉えた現象の利活用を提案し具現化することが、感性工学の一面といえます。
もうひとつは、感性工学の活動が他分野の研究者たちによる創発的現象であることです。哲学、教育、心理、芸術、経済、経営といった人文・社会科学系から、医学、生理学、材料、機械、情報、システムなどの自然科学・工学系までの知識を融合させることで、これまでに予想できない成果がつぎつぎに誕生しています。
こうした感性工学の活動を、本大会では「創発デザイン」と捉えました。
また、感性工学の目標のひとつに、人々の生活を豊かにすることがあります。
ここ北海道には、「落ち着く、居心地が良い、せいせいする、素晴らしい」といった安堵感を意味する言葉として「あずましい」があります。この北海道でいうところのあずましい感性の探究することこそが、感性工学の目指すところではないでしょうか。
今回、北海道初となる感性工学会大会を開催するにあたり、「創発デザインとあずましい感性」をテーマといたしました。
アイヌの言葉で「アィヌモシㇼ(ainu mosir:人間の住む土地)」、江戸時代には「蝦夷地」とも呼ばれ、明治時代に開拓が進められた北の大地で、新しい時代に向けたあずましい感性について、皆様が交流を深めることによって創発していただきたいと願います。
感性工学会の皆様にとって、実りある大会となるよう努めさせていただきますので、冬から春の息吹を感じる三月の北海道へ、ぜひお越しいただきますようご案内申し上げます。
大会実行委員長 成田吉弘 (北海道大学)
備考・諸注意
◆大会事務局 jske9s(at)jske.org (at)を@に変えてお送りください。
プログラム
実行委員・協賛
実行委員会
◆実行委員長
成田吉弘 (北海道大学)
◆プログラム委員長
李美龍 (北海道大学)
◆実行委員メンバー
魚住超(室蘭工業大学)
及川雅稔(北海道立総合研究機構)
大島直樹(北海道情報大学)
大渕一博(札幌市立大学)
柿山浩一郎(札幌市立大学)
片山めぐみ(札幌市立大学)
川上敬(北海道工業大学)
工藤康生(室蘭工業大学)
城間祥之(札幌市立大学)
須藤秀紹(室蘭工業大学)
田中孝之(北海道大学)
張浦華(札幌市立大学)
鳥宮尚道(札幌大谷大学)
蓮見孝(札幌市立大学)
細谷多聞(札幌市立大学)
村井哲也(北海道大学)
李知恩(北海道教育大学)
(五十音順)
および 日本感性工学会理事・参与・監事
https://archives.jske.org/abouts/director/
主催
日本感性工学会
後援
北海道大学工学研究院