第7回日本感性工学会春季大会

開催期間

2012年3月2日(金)~3月3日(土)

会場

サンポートホール高松
http://www.sunport-hall.jp/access/
http://www.takamatsu.or.jp/eng/

第7回日本感性工学会春季大会 会場案内

  • サンポートホール高松での大会会場(5F,6F)は,JR高松駅から見て,シンボルタワービルの右側の建物内です。
  • 大会事務局は55会議室です。
  • 基調講演・招待講演の,第1小ホールの入り口は4Fです。エレベータ利用が便利です。

香川大学 工学部 (林町キャンパス)   → 懇親会会場
http://www.kagawa-u.ac.jp/kagawa-u_eng/english/

大会テーマ

 「自然的感性の物づくりルネサンス」

大会概要

最近,デジタルとアナログと言う言葉が,新しいもの(コンピュータ・システム等のICT利用のもの)と,古いもの(昔の様な,アナログ信号利用や,手間暇かけるもの)と言う対比的意味合いで使用されている感があります。
アナログ信号ではノイズや変動性が御し難く,その点,デジタル信号はノイズに強いため再現性高く,また,加工容易でスピーディな処理可能とされています。そのためデジタルという言葉には,利便性が良いという意味合いも含まれ,アナログという言葉には,時間のかかる旧式なものというイメージまでともなっています。
しかしながら,デジタルは標準化には確かに便利なものの,影の面としては画一性をもたらし易く,安直なコピーが容易であり,更にはセキュリティ問題深刻化の様相さえ呈しています。
このような,今日の趨勢の中で,一方では,感性的質感を高め,より自然な現実に近づけるため,デジタル信号は高解像度・高量子化の傾向にあり,究極の行き着く先は,アナログ的連続データ(情報)を目指している感さえあります。
また,コンピュータ・システムのインタフェースにおいても,より感性的に自然で,手加減の度合いさえ伝わるような操作機能も出現しつつあります。
結局,今日のデジタルの横溢する真っただ中で,返って,感性的観点から,アナログの繊細さと独自性の真価が再認識されるようになると思われます。
逆に言えば,そのような自然的感性を尊重するものが,結局は必要とされるようになると思われます。
本大会では,デジタルの再現性と加工性の利便性を生かしつつ,感性を刺激し癒しももたらす,自然基調のアナログの良さを復権した,物づくりルネサンスをテーマとします。
これは,今後の物づくり再考のきっかけとなり,ひいては日本再生への物づくりルネサンスにもつながればと祈念するものです。

 

備考・諸注意

発表者の方へお知らせ

  • 会場用PCの設置はございませんので、ご発表の際は、各自ご用意ください。

【一般・企画セッションにてご発表の方へ】

  • セッション開始10分前までに発表会場へお越しください。
  • パソコンはご自身でご準備ください。
  • セッションの進行は座長が務めます。座長の指示に従ってください。
  • 1件あたり発表11分,質疑応答3分を基本としております。詳細は座長の指示に従ってください。

【ポスターセッションのコアタイム】

13:00-14:00
(ポスターの掲示は10:45~ご準備いただけます)

実行委員・協賛

◆実行委員長・プログラム委員長

服部哲郎(香川大学・教授)

◆実行委員メンバー
白木 渡 (香川大学・教授)
井面 仁志 (香川大学・教授)
北島 博之 (香川大学・准教授)

石原 茂和 (広島国際大学・教授)
松原 行宏 (広島市立大学・教授)

日本感性工学会 理事・参与・監事
役員一覧をご参照ください。
https://archives.jske.org/abouts/director/