深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)4/26中止のお知らせ
2020年 4月26日(日)に予定しておりました深い感性のテクノロジー研究会は中止いたします。
深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)
共催:芸術科学会、感性工学会・感性工房、中央大学・感性ロボティクス
日時;2020, 4/26 14:00~(中止)
場所;品川区広町1-5-28 ものつくり工場 HMラボ・工房
http://www1.cts.ne.jp/~hmlabc/
3月中の研究成果を以下に掲載いたします。ご参照ください。
3月中の研究成果の報告;
これまで得た全知識(従来オーディオと殆ど真逆)を考慮して作ったプレーヤー、DAC、スピーカーで、手持ちソフトを聴きなおし、LDの音に感動しました。
例1;ベルリン壁崩壊後の第九演奏、バーンスタインのCDとLD。後者が七段階比較評価で+3。CDは途中でSW切るが、LDは切ろうと思いながら最後まで聴いてしまう。LDはアナログのFM録音。
例2;ビルエバンスのJAZZのLD。筆者は、演奏、聴者共あまり好きでないが、後半、演奏が乗ってきたときのベースの音、いい!ブイ~~ンとかとか。過去に良いCDをいっぱい聴いたが、このLDの音には心躍る。+3。
洞察;従来研究開発の外挿で「マイク出力は信号なのだから、その信号をサンプリングと量子化でPCM化し、精度を上げれば無限にアナログに近づく」と筆者も思ってきたが、ちがう。そうならハイレゾが良いはずなのに。何が抜けてるか?例1でこころで受け取るものから、いろいろハードウエアをいじってみてその結果から洞察。
➡桁違いの時間精度の再現が必要らしい。実証の一つは「35nS以上が必要」。
「音は、そんな高変化速度の信号じゃない?」への答えは、「人は、音を(語が適切か否かはご容赦)かたまりとして聴く。そのかたまりの姿が、35nsの精度で壊れちゃダメ」という事らしい。瞬時の音の場合、かたまりは1秒以内。「ADC, DACをちゃんと作ればよい」というならば、根本的に全く異なった実現方法が必要。例えば、プリント基板、配線を使うなどはNG.
以上です。(在宅等で時間を持て余している方、質問がありましたらご連絡ください。お返事努力します)。
深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)
研究会長: 宮原 誠(HMラボ)
担当幹事: 林 正樹(Uppsala University), 三井 実(ものつくり大学)
問い合わせ先:
深い感性のテクノロジー研究会代表 宮原 誠:hmlabgm[at]gmail.com
※[at]を@に変えてお送りください.