ヒューマンデザインテクノロジー研究部会より 第6回勉強会(3/11)のご案内
———————————————————————————————————
HDT部会主催の第6回勉強会を開催します.今回は講義だけでなく,簡単な演習も
行います.奮ってご参加ください.テキストを使いますので,参加者は準備願います.
■参加希望者はpeatixに登録してください.
https://hdt-servicedesign.peatix.com
————————————————————————————————————
日本感性工学会ヒューマンデザインテクノロジー(HDT)部会主催
テーマ:「サービスデザイン」に関する講義と簡単な実習
サービスデザインの考え方とそれによるビジネスの作り方を講義します.
また,学習事項を確実にするためサービスを作る簡単な実習を行います.
■日時
3月11日(土)15:30-18:00
ZOOMにて(参加希望者に3月上旬にアドレスをご連絡します),無料
テキストとして,「サービスデザインでビジネスを作る,技報堂出版」 を使いますので準備願います.
■背景
サービス化の時代になり,技術主導型の商品・システムではなく,ユーザ中心の潜在的なニーズに基づく商品・システム開発が望まれています.この場合,精神的な掛け声や直観に基づくフリーディスカッションだけでは,ユーザが希望する商品・システムは開発は困難です.そのためにはフレームに基づく自由な発想が必要です.
■成果
サービスのような自由な発想を要求される業務には,講義だけでは実力がつきません.
講義と実習を行うことにより,実力が付きます.
フレームに基づく方法を紹介しますが,そのような魔法の方法はありません.フレームに加え受講者自身の幅広い知識が最低限必要です.つまり,「フレーム+サービスデザインに関する知識」が身に付きますので,受講者の業務に確実に反映できます.
■当日までの簡単な事前学習
「サービスデザインでビジネスを作る,技報堂出版」1800円の5章を読み,サービスのテーマ(なんでも良いです.例:現在の仕事,学習塾,コーヒーショップ,時刻告知器(時計)など)を考えてください.さらにそのビジネスをP63の4つのどの方向に導けばいいのか事前に簡単でいいので検討してください.
■事前作業
3月9日(木)まで以下の簡単な作業を終えてください
[ テーマ ]+[ 5章 P63の4分類のうち一つ ]とこの講義・実習に対する期待事項を
チケットの申し込み後、お送りするGoogleFormまで入力してください.(このデータを基に講義の方針を少し変えます)
テキスト
1章 デザインの歴史とサービスデザイン
2章 ビジネスを作る
3章 発想ユニット(1)(ゼロから発想する)
4章 発想ユニット(2)(3手法:既存の製品・システムから発想する)
5章 発想ユニット(3)(ビジネスから発想する)
6章 システムユニット
7章 ビジネスモデルユニット
8章 評価ユニット
9章 事例紹介
■当日のスケジュール
15:30-16:20 テキストに基づく講義(テキストの1章から活用事例案の9章まで)
16:20-16:30 休息,質問タイム(質問はZOOMのチャットなどで)
16:30-17:00 実習(1) テーマについて4分類の一つを使って深耕します.
17:00-17:15 コメント (希望者のみコメントします)
17:15-17:45 実習(2) 4つのシステムユニットを使って,ビジネスの可視化をします.
17:45-18:00 コメント (希望者のみコメントします)
■手法の概要
[発想ユニット] [システムユニット] [ビジネスモデルユニット] [評価ユニット]の4つの組み合わせでビジネスを作っていく,
だれでもできる論理的な方法です.詳細は「サービスデザインでビジネスを作る,技報堂出版」の2章で確認してください.
講師
■山岡俊樹
ヒューマンデザインテクノロジー研究部会 | 2023/02/10