開催日:2013/6/22

感性工房部会より 深い感性のテクノロジー研究会(6/22)開催のお知らせ

 深い感性のテクノロジー研究会 予告

(HMラボ、感性工学会・感性工房、芸術科学会・研究セミナー)

日時: 2013年 6月22日 (土) 14:00~17:00
場所: 品川区広町1-5-28 ものつくり工場アパート402 HMラボ
アクセス: JR大井町駅東口出て左折180°。京浜東北線に沿って桜並木歩道を品川方面に10分下る。左にガード、潜った左。(目印:第一三共研究所隣)。 
10年間の成果の確認;深い感性のテクノロジー研究の目的:“高品位な内容を高忠実に伝えるためのテクノロジーは何か”から始まり、革新的アイディア:人の官能は客観的故それを音質測定に使う方法を考え出し、官能評価語:”胸にしみこむ”、”漂う空気感”の再現度を評価尺度とした。 音分野:新・電気音響は、これらが感度高く評価できる人が音質測定器。その効果は大きく、研究が進み始め、深い感性喚起のための音響装置に必須の物理要因・特性:精細な波面再生、ハイQを得て、それを実現した。Extra HI System M (HMラボに常設)
 10年間、経済的に援助いただいたITE時限研究会は2013,3に終了。 2013,4~ 感性工学会・感性工房の研究会となった。今回、2013年6月の芸術科学会の研究セミナーとしても共催することになった。
今後; 録音に疑問の多いCD音:入力信号、なので、“入力信号に忠実” を超えて、マイクの前にあった生音の復元(restoration)の研究開発に入った。それは同時に、これまでの工学が主客転倒の、“装置が主”であったのを、本来の姿:“内容が主”にあらため、“演奏者、創作者が伝えたいものを忠実に伝送する”に立脚する。
20世紀の工学に見られた、工学者が内容に踏み込んで変えるような、思いあがりを排除し、美意識を磨き勉強しつつ進める。研究会は、音を聴きながらの、研修セミナーである。 映像、香りについてもやり方を考えている。
2013年6月22日 14:00~17:00 研究会予告;
1、西ドイツ製の、低音が歪少なく録音されているCDを入手した。これと従来CDの再生音をExtra HI System Mver.3装置で比較し、「低音の忠実な再現が、演奏の伝えたいものに如何に重要か」を、聴き、ディスカッションする。
事前知識:マーラーの交響曲1番の、『第1楽章10分くらいの、大太鼓のトレモロ連続とコントラバスのA音(442Hzの半分の半分の半分=55Hz)、第4楽章の練習番号22で、初めてドラがfで出て来る(3楽章にもpで出る)。この時、5弦のコントラバスがコントラC#(約 33Hz)の持続音を弾く。アメリカのオーケストラは余り5弦楽器を使わないので、4楽章の低音は多分60Hz。』以上は、伊賀健一先生:コントラバス奏者(前東工大学長)からのご教示。
2、”胸にしみこむ”、”漂う空気感”の再現度に加え、「スケール感が再現されるか? 圧倒的存在感が再現されるか?」が重要の発見があった。Extra HI System Mver.3装置で、CD,DVD playerの再生音でその再現チェックをします。
3、その他、自由に。
主催:日本感性工学会 感性工房部会
共催:中央大学・感性ロボティクス副専攻、
研究会長: 宮原 誠(HMラボ)
担当幹事: 林 正樹(Gotland University), 三井 実(ものつくり大学)
★ご出席は、人数把握のため、予めご連絡お願いします。→ hmlabgm@gmail.com 宮原

感性工房部会 | 2013/06/17