開催日:2013/10/27
感性工房部会より深い感性のテクノロジー研究会(10/27)開催のお知らせ
深い感性のテクノロジー研究会 予告
(HMラボ、感性工学会・感性工房、共催:中央大学・感性ロボティクス副専攻)
日時; 2013年10月27日(日) 14:00~16:30 ★騒音、電源の事情の良い日曜日に変えました。
場所; 品川区広町1-5-28 、ものつくり工場アパート402 HMラボ
アクセス; JR大井町駅東口出て左折180°。京浜東北線に沿って桜並木歩道を品川方面に10分下る。左にガード、潜った左。(目印:第一三共研究所裏門隣)。
http://www.k5.dion.ne.jp/~hmlab/lab.html
前回研究会の、プロの演奏家2人が参加してくれた時に得た情報は非常に大きい。“技術”からの考察と、演奏家からのコメントを突き合わせて以下のディスカッションする;
今回も、ビオラアルタの演奏者が、自ら演奏の市販のCDを持って参加して下さる。
1. 演奏者が使う「音を表現する語」と、官能評価語:”胸にしみこむ”、”漂う空気感”との関係。
2. ビオラアルタの演奏をテスト録音の音と、新・電気音響の必須の物理要因・特性:精細な波面生成(再生)、ハイQとの関係。
3. (旧盤:KING)のCDの音と、LPとの音の比較。→「良くできたLPでは、こころの深いところに訴えるものがあるがCDでは得られないのか、CDでも得られるが音色だけが硬いのか。」
4. マイルスデビスのトランペットが有名な、「死刑台のエレベーター」のLDの音(アナログ:FM記録)とLPの音の比較「LPの方が、情報量が多く、音が柔らかい、ベター」の評価の件。
5. 物理との関係では、「弦楽器、管楽器共に、弱く演奏した時には敏感に感度高く反応してくれ
ることは当然だが、強く演奏した時、腰がしっかりして反発してくれることが重要」と新・電気音響のSP BOXの作り方の関係。
6. トロンボーン奏者先生が、マウスピースも使わず、唇の形を変えただけで、音を出してくれた。低い音を出した時、チュウバの最低音は、主として身体の下腹部から出ていることが分かった件。
7. X社の、自然な音と称する高価なアンプの音は、演奏者から見ても、「???」の件。
8. ビオラ・アルタの録音(外部秘)を聴いて、新・電気音響装置の録音再生で、「音程がこれほど正しく再現されたのにはびっくり」と評してくれたが、氏のプロのスタジオで録音、製作したCDを聴いて、比較する。
9. “胸に沁み込む音”が再現には、「第一に重要なのは、音の瞬時の立ち上がりの先頭にある、子音がきちんと再現されること」を再度ディスカッションする。
研究会長: 宮原 誠(HMラボ)
担当幹事: 林 正樹(Uppsala University), 三井 実(ものつくり大学)
★ご出席は、人数把握のため予めご連絡お願いします。→hmlabgm@gmail.com 宮原
感性工房部会 | 2013/10/16