開催日:2013/12/22
感性工房部会より深い感性のテクノロジー研究会(12/22)開催のお知らせ
芸術科学会、感性工学会・感性工房、中央大学・感性ロボティクス副専攻、HMラボ 共催
日時;2013, 12/22(日), 14:00~16:30
場所;品川区広町1-5-28 、ものつくり工場アパート402 HMラボ。アクセスは上記URLにあり。
参加費;無料
芸術科学会の“感性オーディオシステム研究会”新設の、第1回研究会:クリスマスコンサート兼を行います。
これまでに発見した「良い音のための研究の種、芽」を、デモ、説明、ディスカッションします。
その未知の芽:テーマを、できるだけデモします。殆ど従来常識と間逆です。一見ばらばらな観察結果ですが、”高音質のための本質”を見抜きましょう、「群盲象を評す」ではなく。宮原が説明し、「いや違う」とかディスカッションしましょう。こんな魅力的機会は見逃さないで? 学生諸君をお誘いします。何故なら、良い音を観察、本質を発見する「方法」は、他の分野でも同じであり、「研究テーマを探し」に役立ちます。最初の研究テーマは、人生の方向を決めます。重要です。
新・電気音響論は、好みの問題とされてきた音質の良し悪しを、「胸に沁み込む音、漂う空気感」の再現の程度という客観的官能尺度を得て、各部の再生能力を判定できます。 テーマは、
1. CD盤の材質の違い(他)と音質の関係 →音質の回復(restoration)研究の芽の発見。(O Holley Night, Silent Night, Ave Maria-プライス、エンヤ、Proprius有名盤などで)今、つかんでいる要因に注目して、回復(restoration)のある音とない音の比較、ディスカッション。
スピーカーに関して;
2. Hi Fi 再生スピーカーは、従来常識の“振動板はピストン運動”は間違いであり、分割振動だ。
3. 総合音質と高調波歪と音質の関係は弱い。
4. 総合音質は、従来常識:“周波数帯域広くピークディプが少ないこと”、との関係は薄い。周波数特性を平坦に無理に低域迄伸ばすのはNG。複合スピーカーは、「電力f 特フラットで良い」は違う。波面を壊すものはNG。
3 wayユニット配置: 低、中、高ユニット前後位置0.1mm精度でセットの必要。ネットワークのクロスオーバー周波数での位相逆転は間違い。全帯域において群遅延時間を平坦に。
5. バスレフ調整標準の、f1、f2のインピーダンスを等しくするはNG。
5. バスレフ調整標準の、f1、f2のインピーダンスを等しくするはNG。
6. 過渡特性:従来常識のmSより、桁違いの短い時間の過渡特性が必要。
7. 低音共振周波数は、f2インピーダンスが100オーム以上必要。スピーカーはハイQであること。
8.聴覚は位相に敏感:気配、雰囲気は波面で感じる。
9. SPのセンターキャップ、ボビンの改造→目から鱗の音質改善、発明品をデモ。
10. 強い磁石のみではなく、磁気抵抗が低い磁石が必要。
11. SPのQo≒ 0.7 は違う。 0.3以下が必要。
12. スピーカーは、ローQo特性が必要。OverallでハイQが不可欠。
13. 球面波再現より、むしろ平面波が基本。
14. その他、トロンボーン奏者が、マウスピースを使わず、唇の形を変えただけで、「音階を演奏した録音」を聴き、2種の録音器の性能評価をする、等、自由実験多数。
★出席者は、ご連絡お願いします。 →hmlabgm@gmail.com 宮原
研究会長: 宮原 誠(HMラボ)
担当幹事: 林 正樹(Uppsala University), 三井 実(ものつくり大学)
感性工房部会 | 2013/12/09