開催日:2014/3/26
第9回感性ロボティクスワークショップ(3/26-27)開催のご案内
第9回感性ロボティクスワークショップ
(主催) 中央大学理工学研究所・感性ロボティクス・高次感性情報処理研究センター
(共催) 中央大学大学院理工学研究科・感性ロボティクス副専攻
日本感性工学会・感性工房&感性情報処理部会
日程: 2014年3月26日(水)午後、3月27日(木)午後
場所: 中央大学後楽園キャンパス (講演:3300号室、懇親会:31008号室)
(講演・懇親会:31008号室)
★講演会場が変更になりました。
<開催の趣旨>
人間や人間を取り巻く環境の多様性に注目する感性工学・感性情報処理の考え方と、実空間の中で人間と共存するロボティクスの考え方の接点を軸に、テーマを設定してそれを分野横断的に展望する「感性ロボティクスワークショップ」も第9回を迎えることになりました。
今回の招待講演では、技術シーズ側からの視点として、「モノ・コト・カンケイと多様性」という観点で
(1)モノ(製品、人工物)づくりの過程での多様なステークホルダーの間でのイメージの具体化、共有化、また、人と共存するモノの、人や状況の多様性への適合化
(2)コト(事象、状況、経験)を共有する人々・共有しない人々の間でのコミュニケーションの支援
(3)実世界やサイバー世界から集められた膨大なデータの中に隠れたカンケイ(関係:情報と情報、人と情報、人と人)とその多様性の発見に焦点を当てて、感性ロボティクス分野の先進的な取り組みを学ぶとともに、これからの課題と必要となるシーズ技術、研究・開発・社会導入のあり方を考える機会としたいと思っております。
また、特別講演では、ニーズ側からの視点として、「文化的にも経験的にも多様性を持った人々からなる組織でのコミュニケーション」という観点で
(4)組織としての国際連合とその中でのコミュニケーションやプロジェクト推進、また、世界を相手としたコミュニケーション
について、文化的・経済的・身体的に多様性をもつ人々が共存・共生・共栄していく上で、感性ロボティクスなどの科学技術は何ができるのか・何をするべきなのかを考える機会としたいと思っております。
年度末のあわただしい時期ではありますが、ぜひ、ご参加いただければと思っております。
<プログラム概要>
■3月26日(水)
13:30学生セッション
中央大学ならびに東京電機大学の感性ロボティクス関連の研究室の学生からの研究発表
15:00招待講演・特別講演
招待講演(2) コト(事象、状況、経験)に関する話題
「各人の経験に合わせて”たとえ”る感性コミュニケーション技術」
望月理香(NTTサービスエボリューション研究所、研究員)
特別講演(4) 多様性とコミュニケーションに関する話題
「グローバル組織の異文化コミュニケーション」
根本かおる(国連広報センター UNIC Tokyo、所長)
17:00研究室見学会
感性&ロボティクス分野の研究室の見学会(各研究室10分~15分程度)
18:00懇親会(見学会終了次第、参加費無料)
■3月27日(木)
13:30学生セッション
中央大学ならびに東京電機大学の感性ロボティクス関連の研究室の学生からの研究発表
15:00招待講演
招待講演(1) モノ(製品、人工物)に関する話題
「モノづくりにおけるイメージの具体化 EyeSight開発の経験から」(仮)
樋渡 穣(富士重工業スバル技術研究所、部長)
招待講演(3) カンケイ(関係:情報と情報、人と情報、人と人)に関する話題
「テキストマイニングによる関係性の発見」(仮)
那須川哲哉(日本IBM東京基礎研究所、シニア・リサーチャー)
17:00研究室見学会
感性&ロボティクス分野の研究室の見学会(各研究室10分~15分程度)
18:00懇親会(見学会終了次第、参加費無料)
<アクセス>
中央大学後楽園キャンパス:
〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27
キャンパスマップ:
<問合せ先・連絡先>
加藤研究室
感性工房部会 | 2014/03/19