開催日:2016/6/26
感性工房部会より 深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)6/26開催のお知らせ
深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)予告
共催: 芸術科学会、感性工学会・感性工房、中央大学・感性ロボティクス副専攻、HMラボ。
日時; 2016, 6/26(日), 14:00~16:30
場所; 品川区広町1-5-28 ものつくり工場402 HMラボ。
ポイント: 新・電気音響の、“深く感動する音”の再現には、「時間変化、波面の精細な再生の必要」が、わかっている。加えて、直近の発見は、従来避けるべきものとされてきた室内“散乱波”が 重要!である。
評価実験をします;散乱波の効果の聴覚実験&ディスカッション
ここ数カ月の実験は、新しい問題ゆえに楽しすぎて、難しい”散乱波の効果”の評価実験に、拙速な答えを出しているようだ。反省し、種々の名演名録音のソフトで、”落ち”がないように、幅広く時間をかけて実験する。LPも加える。
気楽に名曲、名演を聴きたい人もどうぞ。気楽に聴いた方のコメントが、新しい問題を提起することもあるので期待もあります。
-説明-
1、「通常のリスニング空間には必ずある、「背面壁の水平エッジは、水平散乱を少なくし、垂直散乱を大きくする」ので、必要な、再生音場の水平方向への広がりを抑制し、天井および床への反射を強くしてよくない。」は、実験して事実である。(逆に、側面の水平エッジは、天井、床へ散乱させ、天井、床を吸収面にして妨害散乱を吸収してしまうので、好ましい)
⇒この新しく、明確に理由づけされてわかった事実から、背面天井にポールを吊り下げ、またリスニング空間の天井、床ともに吸音型が好ましいといえよう。
2、自分で録音して生の音を記憶していても、録音された音はマイクセッティングを介しているので、録音された音がマイクの前にあった音とは限らない。その他のリソースにおいても同じである。
焦らず、いろいろな条件で録音されている種々のソフトを聴いて、偏らない答えを出す。
以上。
参加希望者は、ご連絡お願いします。⇒hmlabgm@gmail.com
研究会長: 宮原 誠(HMラボ)
担当幹事: 林 正樹(Uppsala University), 三井 実(ものつくり大学)
感性工房部会 | 2016/06/08