開催日:2017/5/28

感性工房部会より 深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)5/28開催のお知らせ

深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)予告
共催:芸術科学会、感性工学会・感性工房、中央大学・感性ロボティクス。 
日時;2017,5/28 14:00~   
場所;品川区広町1-5-28 ものつくり工場 HMラボ・工房 
http://www1.cts.ne.jp/~hmlabc/

テーマ;
1、「突破的オーディオの究極の音に至ったか」とさえ思われる、CDプレーヤーができた。これまでのHMラボ工房のいろいろなプレーヤーの再生音を超えたと思う。評価、ディスカッションする。参加者は、各自のテストに使う良いソフトをお持ちくださるとありがたい。1988製のしっかりした構造のKENWOOD トランスポーター:DP-X9010を、修理、これまでの知識を投入して改造、調整した。
2、その改造に於いての新発見:「サーボアンプの電源回路が著しく再生音に影響する」についてデモとディスカッションする。再生音の改善は例えば、
・多くの演奏で、本当の ピアノ音がわかるようになった。アシュケナージのドイツグラモフォンのノクターンのような。
・岸洋子の歌は庄内弁の訛りがあることわかるようになった。
3、現状の、画像付きのソフトは、避けて通れない。「320kbpsのaac()を含めて、突破的オーディオの求める 自然音にrestoration できるか、また、
・高品質のA-Vを再生できるDVD playerと、
・PCを介してソリッドステートのUSBなどのチップを作ること、そしてそれを再生する。高画質、高音質なPCはどれか?など、現状を知り、その改造を図っていく。「安易に圧縮して、自然さの失われたレソースをどう改善するか?」ディスカッションをする。
4、その他。
); webで調べると、従来オーディオの見方で以下の説明あり。我々の音質評価レベルで本当にそうか?----
MP3の正式名称はMPEG-1 Audio layer3、AACの正式名称はMPEG-4 Advanced Audio Codingで、MP3の進化系がAACです。だから、MPEG3より「AACの方が音が良い規格」です。


MP3とAACで 2ch streroソースを符号化した場合、192Kbps程度では有意な差はありませんが、96Kbps未満では素人が聴いてもはっきりわかる差が出ます。AACはビットレートが低くても音質を維持できるわけです。技術的には、AACの方が聴覚心理モデルという部分が進化していて、音の成分のうち「削っても人間に気付かれない」部分を見つけ出すのがうまいのです。また、音の要素のうち長く続く部分(音声など)と、アタック音(爆発音やドラム)を、それぞれ見分けて圧縮率を変えるということもやっています(正確には窓関数というものが適応的に切り替わります)。—宮原註;それで連続性、自然さが失われるだろう。だが、そのの程度の非線形処理なら、自然さ回復できるかも。その他。MP3はstereoまででしたが、AACでは多チャンネル対応がなされ、7.1chまでのサラウンドを納めることができ、地上デジタル放送の標準的な音声圧縮方式になっています。
 
研究会長: 宮原 誠(HMラボ
担当幹事: 林 正樹(Uppsala University), 三井 実(ものつくり大学)

感性工房部会 | 2017/05/17