開催日:2017/8/27

感性工房部会より 深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)8/27開催のお知らせ

深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)予告
共催:芸術科学会、日本感性工学会・感性工房部会、中央大学・感性ロボティクス。 
日時;2017, 8/27 14:00~  
場所;品川区広町1-5-28 ものつくり工場 HMラボ・工房
テーマ;先月の研究会報告(2017, 7/23)にも詳細に記したが、突破的オーディオに 必須の “胸にしみいる”音の再現のためには、1 bit DAC では無理があり、突破的オーディオの意義が薄れる。Multi bit DAC を用いるCD playerを求める。製作する。
具体的内容;;
 1080年代の、16マルチビットDAC の展開において多くの社が用いたTI社のTDA1541が、音の再現性(当時はまだ明らかでなかったが、突破的オーディオが求める、”胸にしみいる” 等が再現されない)が悪く、「ディジタルの音が悪い」の評価の歴史的流れとなった。当時、並列的に開発されていた、BB社の PCM56, PCM 58を使用のCDプレーヤーを入手し、改造をしてみると、突破的オーディオの求める音が再現できている。 調べてみると、KENWOOD社は、他社が 1 bit DAC に移行しているとき、1bit DACは、Multi bit DACに比して製作費が一桁以上安価なのだ、最後まで、BB社のMulti bit DAC、機構、電源にこだわった。音質重視として評価する。
 今回の研究会では、BB社の PCM56(16bit), PCM 58(16bit+2bit)、PCM1801(18bit) DACを使用しているKENWOODのDP-1100SG(PCM56), DP-8010(PCM58), DP-8020(PCM1701)を入手、改造して、デモするので、厳しく評価していただきたい。
 リファレンスとしては、評価ができている「KENWOOD トランスポーター:DP-X9010 改+マルチビット(BB PCM1789 )DACを用いる。
以上。
研究会長: 宮原 誠(HMラボ
担当幹事: 林 正樹(Uppsala University), 三井 実(ものつくり大学)

感性工房部会 | 2017/08/10