感性工房部会より 深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)2/24開催のお知らせ
深い感性のテクノロジー研究会(感性オーディオ研究会)予告
共催:芸術科学会、感性工学会・感性工房、中央大学・感性ロボティクス
日時;2019, 2/24 14:00~
場所;品川区広町1-5-28 ものつくり工場 HMラボ・工房
http://www1.cts.ne.jp/~hmlabc/
経緯
「信号を忠実に伝達すればよい音のはず」の従来オーディオは、「特性が良いけど音が悪い」の自滅的状況で終わった。それを踏まえ超えて、人が「よい音と感じるが主」から入るオーディオ:“突破的オーディオ”を作り、成長させている。
心理物理的実験研究で、従来とは真逆の種々の物理特性を発見、実現している(著書: 感性音響論参照)。更に、装置内部で発生する電磁波による自己妨害の除去と、商用AC電源から独立した新電源:CAOSバッテリー・アナログインバーターの効果が大きく、「再生装置の存在を感じない」ほどの高い評価が得られている。
完成度が高くなったので、本来の目的:音楽の再現性、が重点になってきた。音楽を楽しむ(感性派)、オーディオマニア(音の美しさ派)、音楽製造プロ、演奏プロの評価が異なる。その評価の違いから、“音楽”を探り、各派への適合装置を、明確にする。(研究の方法は“心理物理”として、物理から離れず進める。 “突破的オーディオ”の根本物理は、「人は“周波数”よりも、音の“時間”変化に鋭敏に感じるから、時間を精密に再現する」である。それとは別か、同じか、「ニュアンスの再現なのか」がポイントである)。
前研究会では、理論は、プロは、音楽の細かいところが良くわかることが重要であり、感性派は、こころに訴える再生音が重要と分かってきた。⇒「”モニター”と称されるスピーカなどの製品を、音楽を楽しむ人が入手するときは、留意せよ」と明記する。
今回のテーマ;
筆者が改良したCDトランスポーター:(professional YAMAHA CDR1000)・自作DACのCDプレーヤーより、銘器B/O CDXに筆者がこれまでに得た知識、ノウハウで改造したプレーヤーの再生音が、感性派、理論派ともに、前者に勝るようだ。(新オーディオが要求する、胸にしみいる、空気感、実在感の、空気感が特に素晴らしいのだ。ホール全体に響く、ふぁーん、とした空気感だ。また、個々の楽器の音がきちんと聴こえる。日本製の、四角い鉄板シャーシに、プリント板を並べた作り方の限界を感じる。詳細は口頭で説明する)。
追記;
録音器CFメモリー、編集時のハードディスク、の音質依存性(劣化など)については、次回以降の問題として残る。前回は、季節柄、風邪等もあり、出席できなかった方が多かったので、前回の復習を兼ねて、研究会を行う。評価いただきたい。
参加希望者は、ご連絡お願いします。⇒hmlabgm@gmail.com
研究会長: 宮原 誠(HMラボ)
担当幹事: 林 正樹(Uppsala University), 三井 実(ものつくり大学)
感性工房部会 | 2019/02/06