中央大学ヒューマンメディア工学研究室Human Media Lab(加藤研究室) 研究室公開 in 第16回感性工学会大会(9/4)
中央大学ヒューマンメディア工学研究室Human Media Lab(加藤研究室)
研究室公開 in 第16回感性工学会大会(140904)
第16回感性工学会大会を中央大学後楽園キャンパス(加藤研究室のホームグラウンド)で開催するにあたり、下記のスケジュールにより、研究室公開を行います。 大会にご参加いただくと同時に、ぜひ、研究室・実験室にお立ち寄りください。
Ⅰ.公開スケジュール
日時: 2014年9月4日(木)
16:30-16:40 |
移動 |
10分 |
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16:40-17:10 |
【2号館】 |
【6号館】 |
【3号館】 |
30分 |
17:10-17:20 |
移動 |
10分 |
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17:20-17:50 |
【3号館】 |
【2号館】 |
【6号館】 |
30分 |
17:50-18:00 |
移動 |
10分 |
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18:00-18:30 |
【6号館】 |
【3号館】 |
【2号館】 |
30分 |
18:30 |
現地解散 |
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(注)システムの都合やデモの進行状況により、すべての機器・デモが体験できるとは限りません。ご了承ください。
Ⅱ.見学の概要
★2号館2828室 感性計測基礎技術(生体計測)
○光脳機能イメージング装置(光トポグラフィ、fNIRS)
○視線追跡装置 tobii
外界からの様々な刺激に対して人間がどのように反応するのか(例:興味の持ち方、理解の仕方など)を、脳活動や視線の動きの計測を通じて推定する研究を行っています。
また、人にとっての読みやすさとは何かを探る研究も進めています。
★3号館3910室 モノ・コト
○電脳ショップ
ユビキタスに配置されたセンサー群が連携して人間(消費者)や商品の動きを計測することで、個々の消費者の意思決定の状態(コト)を推定したり、関心を持つ製品(モノ)に共通の性質を推定する。
情報機器を操作することを消費者に強いることなく、自然な動きの観測だけから、これらのコト・モノの推定を可能とする仕組みなので、消費者に身体的・心理的な負担を一切かけない実世界インタフェースとなっている。これを活用すれば、例えば、情報機器に対する知識・スキルの乏しい高齢者に対しても、適切なアシストが可能である。
○日々の生活の中での個人支援
モバイル・ウェアラブルな機器を、人間の状態をモニタするセンサー、また、個人への情報の提示装置として利用し、一人一人の行動の状態や高度の文脈に合わせて、「よりよい生活」「よりよい行動」のための情報・気づきを提示する。
★6号館61029室、6926室 モノ・カンケイ
○画像の感性検索
プロのカメラマンの感性を分析・学習し、その感性モデルを利用したイメージ語による写真の感性検索技術や、普通の利用者がその場で手軽に感性を教示するだけで、類似したイメージの写真を自動的に検索できる感性検索技術、消費者の嗜好などを分析・モデル化して消費者に好まれるデザイン(モノ)を支援する技術の開発に取り組んでいます。
○空間演出・空間のイメージ制御・音楽と感性
人間は、環境(例:照明、環境音、アロマなど)から様々な心理的な影響を受ける。室内の利用者の状況(コト)に合わせて、照明・BGM・アロマを動的に制御し、快適性を高めたり、リラックス感を演出したり、作業効率を向上させるなどの空間演出・イメージ制御技術の研究も行っています。
○読む蔵
コミュニティの中で、人が人に対して感じるつながり感・親近感・信頼感などの高次の感性(カンケイ)を分析し、これを学習コミュニティの中でのマッチメイキング(個々の下級生に対して、学びを支援するTAの選定)に応用する。
また、個々人の理解力・興味などの個人性を考慮して、知識・コンテンツを共有する仕組みを実現する。
イベント | 2014/09/02