開催日:2018/6/28

CDIOイニシアチブのご紹介と第14回世界大会(金沢大会)のお知らせ

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CDIOイニシアチブのご紹介と第14回世界大会(金沢大会)のお知らせ 

世界の工学系技術者教育の標準と言われるCDIOイニシアチブについてご紹介します。

CDIOイニシアチブは、米国マサチューセッツ工科大学とスウェーデンの3大学が2000年に開始した工学教育改革のための仕組みです。現時点(2017年10月)で日本国内の参加校は金沢工業大学、金沢工業高等専門学校(平成30年度より国際高専に名称変更)、木更津工業高等専門学校と少ないのですが、加盟国は36か国あり、世界を代表する170以上の大学・高等教育機関が参加しています。

詳しくはCDIOイニシアチブのホームページを参照していただければ幸いです。

http://www.cdio.org/

CDIOとは、Conceive(考える)、Design(設計する)、Implement(実行する)、Operate(運用する)であり、これら4つのキーワードで代表される事柄(Context)全体を技術者教育の対象としてとらえ、「工学の基盤知識となるサイエンス」と「実践・スキル」のバランスを重視し、質の高い教育の実現をめざしています。具体的には12項目を基準として明示し、卒業までに必要な知識をCDIOシラバスとして例示しています。

金沢工業大学および金沢工業高等専門学校ではアジアでは初めてとなるCDIO世界大会「CDIO2018 KANAZAWA大会」を2018年6月28日~7月2日にかけて本学で開催します。

http://www.kanazawa-it.ac.jp/cdio2018/

Abstractの締め切りは11月15日となっています。

ご関心のある方々には世界標準の工学系教育の最先端を調査・研究できるよい機会となるため、ぜひご参加いただきたいと思います。また、ご関係の方々にご紹介いただければ幸いです。

イベント | 2017/10/30