日本感性工学会 会長より 新年のご挨拶 2013年
日本感性工学会 会員各位
日本感性工学会 会長
椎塚 久雄
あけましておめでとうございます。
日本感性工学会は、今年で設立15年目になります。15年という歳月は一つの節目です。その間、感性工学に関する内外の情勢はいろいろ変化がありましたが、感性工学がこれからの社会において必要かつ重要な位置を占めることは確たるものがあり、世界的に見てもその関心の高さは日を追って増していると言っても過言ではありません。日本感性工学会が今後益々発展していくために避けて通れないのは、国際化を範疇に据えて会員増加を図ることではないでしょうか。そのための一つの方策は、世界的に通用する英文論文誌の発行であり、Citation IndexやImpact Factorを獲得することは必要不可欠だと思います。本年3月には日本感性工学会が主催する新しい国際会議ISAE2013(International Symposium on Affective Engineering 2013)が北九州・小倉で開催されます。世界に向けて感性工学を発信するには、その英文名を「Affective Engineering」として、諸外国の研究者とさらなるコラボレーションを持ち、この分野を発展させていくことが重要であると感じている次第です。
本会に対する会員のみなさま方の益々のご支援及びご鞭撻を賜りたく新年の挨拶に代えさせていただきます。
お知らせ | 2013/01/08